自治体の婚活支援

自治体婚活のメリット・デメリットは?利用者側に立って考えてみた!

自治体婚活が気になっているけれど、利用するべきか迷っている…という方も多いかもしれませんね。

2021年から政府が少子化対策の一環として、各自治体のAIマッチングシステムなどの婚活支援事業のバックアップを始めました!

そんな自治体婚活のメリットだけではなく、デメリットになる点も利用する側の立場に立って考えてみました。

自治体婚活のメリットって何があるの?

まずは、自治体婚活のメリットについて見ていきましょう!利用するのにたくさんメリットもあります!

料金が限りなく安くて魅力的

指をさした女性

多くの自治体では、自治体のマッチングシステムを利用するにあたって

1万円~2万円の登録料(2年間有効・1年間有効など)のみ

で、その他に月会費や成婚料がかかったりということがありません。

民間の結婚相談所ともなると、数十万円かかることも多いのですが、これだけ安く利用することができるのは自治体婚活ならではになっています。

今まで、出会いはないけれど、結婚相談所は料金が高くて手が出ない…と感じて利用することがなかった人にとっても、たった1万円~2万円程度の登録料で済むなら…と利用する人も増えるはずです。

出会いはほしいけれど婚活にお金をかけてまでしたくないといった方がより利用しやすくなったのが自治体の婚活の何よりも魅力です。

気持ちの面で安心して婚活ができる!

自治体が主体になって、NPO法人などに委託をして出会いサポートセンターなどの運営を行っていることがほとんどなので、利用者側は安心して婚活ができるというのもメリットです。

登録の際には、基本的にはセンターへ出向いて独身証明書などの提出が必要になることから、独身者しか利用していないというところでも安心感があります。

婚活アプリや婚活パーティーなどでは、気軽に利用できたり参加はできたとしても、相手が独身であるかというところまでは証明されていません。

その点、自治体が行っていること、独身証明書提出が必須というところで、婚活の場としては非常に安全な場所だと言えます。

婚活をするなら真面目に結婚を考えている人と出会いやすくなるでしょう。

同じ地域・地元に住んでいる人と出会いやすくなる

男性と女性のカップル

各自治体によって利用できる対象者は若干異なることもありますが、基本的に20歳以上の独身者で、その自体に在住している方、在勤している方、あるいは、その自治体へ将来的に移住を希望している方などが対象になります。

そのため、基本的に登録をしているのは、同じ県(自治体)に住んでいる人たちがメインになってくるので、地元の人と出会って結婚したいという人にとっては非常に出会いやすくなるメリットがあります。

婚活を進めていく過程でも、距離が近い人と出会うことができ、結婚後も地元を離れずに結婚ができるという利点もあります。

自治体によってはAIによるお相手紹介も

自治体によっては、AIのマッチングシステムを導入しているところもたくさんありまうs。

AIを取り入れることで、年収や年齢、学歴などの条件面だけではなく、あなたとの価値観が合う相手をAIを通して紹介をしてもらえるので、普段では出会わないような相手との出会いの可能性も広げられます。

自治体によっては、AIによるマッチングを取り入れたことによって、交際率がアップしたというような結果が出ているようなところもあるので、今後ますます期待できます。

自治体婚活のデメリットって何があるの?

一方、デメリットには何があるのでしょうか。一見するとメリットばかりで、デメリットがないように思われますが、どのようなものがあるか見ていきましょう。

人口が少ない自治体だと会員数・実績が少ない

ある程度人口の多い自治体であれば、それに比例して会員数や登録者数も多くなり成婚数も出てきています。

その反面、もともと人口の少ない自治体の場合は、会員数はまだそこまで多くはない傾向に…。

そのセンター内に登録をしている地元の人が中心になるので、人口と登録者数が比例しているところがあります。

AIマッチングにおいてもッチングする相手がどれだけいるかというところも重要なので、今後、認知度が高まるにつれて利用者が増えることに期待したいところです。

AIマッチングがあるところないところがある

地方ではだいたいAIマッチングも取り入れられていて、登録料10,000円ほどを支払って独身証明書を提出すれば自治体専用のマッチングシステムを使えるようになります。

費用も安く、独身証明書を提出している人とだけ出会えるので安心ですが、自治体によっては導入されていないところも。

東京や大阪、名古屋についてはまだ導入されておらず、こうしたエリアは民間の結婚相談所やマッチングアプリの利用が盛んなことからも民間圧迫を避けてといった考えもあるのかもしれません。

東京都内でもできるできる、という計画自体は持ち上がっていますが、2024年夏ごろからスタートとされていたマッチングアプリは今のところまだ実施されていません。

相手への希望条件が高すぎるとマッチしにくい

自治体の婚活支援センターなどの口コミ体験談を参考にすると、女性は男性に対して高収入などのしっかりとした経済力の持った人を希望することが多く、その場合、なかなかマッチングがしにくいということも起こるようです。

自分の条件に合った人がいなかった…ということも。

料金が限りなく安く利用できるとあって、様々な学歴や年収層の人が集まりやすいというところはあるので、結婚相手の希望条件が高すぎると条件に合った人が少なくなる傾向はあるでしょう。

地元に限定されるため身バレが心配される

人口の多い自治体であればそれほど気になるところではないかもしれませんが、やはり人口の少ない場所だと、独身の若者自体も少ないので、知り合いを検索で見つけてしまう可能性も無きにしもあらずです。

当然、身バレをするのは自治体婚活だけとは限らず、結婚相談所などでも起こりうることではありますが、知り合いの多くいる地元の人たちが多く登録しているからこそ、身バレを完全に払拭するのは難しいところです。

とはいえ、どんな場所でも婚活をしていれば、お互いさま…ではあるので身バレはそこまで気にすることはないでしょう。

サポート面は期待しすぎない程度に…

利用された方の体験談や口コミを見ていると、センターによっては、システムの提供をしているだけでサポートがあまりないといった口コミが見られることがありました。

そもそも、婚活自体は自分で進めていくものであはりますが、人によっては手取り足取りサポートを必要とする人もいます。

手取足取りサポートしてもらえると思って期待して登録をしてしまうと、システムの使い方や流れだけであとは何もなかったと感じてしまう人も出てくることもあるのかもしれません。

基本的には、自治体のサポートセンターでは、出会いの提供はしてくれますが、その後の交際や成婚までのお世話を親身にしてくれるというわけではありません。

そこまでのサポートを求めてしまうと思っていたのと違った…となりやすいので気を付けたいですね。

また、センターの方の対応も自治体によってまちまちで、こちらも自治体によってサポートの差は大きいかもしれません。

相談員を置いて予約をした上で相談ができるような仕組みを取り入れている自治体もあるので、自治体ごとで工夫される必要があるかもしれませんね。

過去に情報漏洩があった自治体はある

自治体の婚活なら個人情報なども安心と思われているかもしれませんが、過去に、1件情報漏洩があったこともありました。

過去には民間のアプリの会社でもありましたよね。

このあたりはいつでも課題と言えるかもしれませんが、それが教訓となって今に活かされているはずなので、今後はセキュリティも強化されているとは思います。

最後に

自治体婚活を利用するならメリットもデメリットになることも理解した上で利用するようにしましょう。

とはいえ、料金もかなり安く利用することができるので、結婚相手が必ず見つかると保証されているわけではありませんが、婚活手段の1つとして活用してみるのもいいのではないでしょうか。

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