大手結婚相談所の中ならどこで活動するべき?
2023年の12月に結婚相談所大手のノッツェの運営会社が破産手続きに入ったというニュースがあり、業界に激震が走ったのは、まだ真新しい事実です。
若者の結婚への意識が薄れる中、生き残りをかけた大手結婚相談所の戦いは続いていて、大手結婚相談所であっても気を抜けばノッツェの元運営会社ように転落してしまうこともありえる時代。
※現在、ノッツェは新しい運営会社の元で引き継がれてサービス継続中なのでそこは問題なし。ただ、今後も結婚相談所の統廃合は続いていくじゃないかなと思います。
では、大手結婚相談所でもどこを利用するべきなのでしょうか。
ここでは、400社以上の婚活サービスのリアルな体験談をリサーチしてきた筆者がおすすめできる大手結婚相談所8社をランキング形式でご紹介していきます。
大手結婚相談所おすすめランキング!
では、さっそく大手でおすすめの結婚相談所を見ていきましょう。
創業39年の実績とノウハウなら大手のツヴァイ!
名称 | ツヴァイ |
店舗数 | 51店舗 |
入会金+登録料(初期費用) | 118,800円 |
月会費 | 15,950円~17,600円 |
お見合い料 | 0円 |
成婚料 | 220,000円 |
会員数 | 10.2万人 「IBJ(日本結婚相談所連盟)+自社会員」 |
特徴 |
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※税込み価格で表記。料金が改訂される場合があるため、事前に必ず公式サイトにてご確認ください。
ツヴァイは、IBJ連盟の会員と自社会員とあわせて約10.2万人の会員数を抱えている最大手のツヴァイ。
大手ならココ抜きでは語らえないというくらいの存在感のある結婚相談所です。
なぜなら、1日平均して15人の成婚者を出していて、これまでに累計16万人もの成婚実績がある。※1984年11月~2021年12月の成婚退会者の累計
ノウハウがしっかり蓄積されていてカウンセラーが店舗間同士で協力して成婚に結び付けていることもあるので多少のことで経営状態が揺らぐ心配もないのは確かです。
婚活に自信がない方、何から始めればいいの分からないという方はここでまずは説明を聞いておけばだいたいのことが把握できるでしょう。
手厚いサポートが人気!サンマリエ
名称 | サンマリエ |
店舗数 | 全国24店舗+44サテライト |
入会金+登録料(初期費用) | 187,000円 ※スタンダードコースの場合 |
月会費 | 17,600円 |
お見合い料 | 0円 |
成婚料 | 220,000円 |
会員数 | 9.5万人以上(2024年12月時点) 「IBJ(日本結婚相談所連盟)」 |
特徴 |
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※料金は改定される場合があるため、事前に必ず公式サイトにてお確かめください。
サンマリエは、ここ数年でもともと小規模な地域密着型の結婚相談所として運営されていた他の結婚相談所と提携数を増やし、サンマリエのサテライトとして店舗数を増やしました。
そのため、もともとのサンマリエの店舗数とサテライトを合わせると、店舗数ではトップクラス。
サンマリエもツヴァイと同じIBJ加盟店の1つ。ツヴァイよりも料金は高くはなるものの、その分、サポートが丁寧で定評のある結婚相談所になっているのが特徴です。
また、サンマリエは母子家庭応援プランもあったりと、シングルマザー・ファザーの再婚にもかなり力を入れています。
料金高くても結果を求めるなら!IBJメンバーズ
名称 | IBJメンバーズ |
店舗数 | 12店舗(東京店/銀座店/有楽町店/新宿西口店/横浜店/大宮店/名古屋店/大阪店/なんば店/神戸店/京都店/福岡店) |
入会金+登録料(初期費用) | 181,500円 ※エントリーの場合 |
月会費 | 17,050円 |
お見合い料 | 0円 |
成婚料 | 220,000円 |
会員数 | 9.5万人以上(2024年12月時点) 「IBJ(日本結婚相談所連盟)」 |
特徴 |
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※料金はコースにより異なるため目安とお考えください。また、料金が改訂される場合もあるので必ず事前に各公式サイトにてご確認ください。※2022年1月~6月の半年間での主要コース実績
IBJメンバーズは、大手相談所の中でも入会にするにあたって男性も女性も入会条件があるのが特徴です。
男性の入会条件(※昨年の1年間の収入が対象)
年齢:25~49歳の方
- 【エリア① 東京・有楽町・銀座・新宿西口】20代…350万以上、30代…450万以上、40代…550万以上
- 【エリア② 横浜・大宮・名古屋・大阪・神戸・京都・福岡】20代…300万以上、30代…400万以上、40代…450万以上
女性の入会条件
年齢:20〜39歳の方 (年収基準はなし)
いわゆる、婚活で成婚が出やすいと言われる年齢層、男性の場合は最低限の年収レベル以上という入会資格を設けて会員レベル絞っているからこそ、成果が出やすい結婚相談所とも言い換えられます。
それもあって、業界最高水準の成婚率54.5% 2人に1人以上が成婚!※2022年1月~6月の半年間での主要コース実績
ただ正直言って、料金が大手結婚相談所の中でも高いので、とにかく最後の婚活にしたいという強い意欲と覚悟のある人にしかおすすめできません。
リーズナブルな料金!オーネット
名称 | オーネット |
店舗数 | 40支社+サテライト16店 |
入会金+登録料(初期費用) | 122,600円 |
月会費 | 18,700円 |
お見合い料 | 0円 |
成婚料 | 0円 |
会員数 | 約4万2000人(自社会員のみ) |
補足 | ※上記はプレミアムコース料金 |
特徴 |
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※料金は改定される場合があるため、事前に必ず公式サイトにてお確かめください。
オーネットは、成婚料のない料金がリーズナブルな料金体系の結婚相談所。
業界の中では最もテレビCMに力を入れていることが多い結婚相談所なので、知名度としてはかなり高いです。
ただ、オーネットはこれまで自社会員のみで運営してきた独自路線を走っていたが、そこにも限界にきたのか、2023年末にはIBJと提携をしたと発表されました。
今後、どのようにいつからオーネットでIBJ連盟が使えるようになるのかはまだ詳細は降りてきていないが、IBJ連盟も使えるようになれば、結婚相談所の勢力バランスもまた変わります。
今の時点では、会員数はIBJ連盟に加盟しているツヴァイ・サンマリエ・IBJメンバーズと比べると劣ってしまうのでお勧め度としてはそこまで高くはありません。
お見合い申し込み無制限!フィオーレ
名称 | フィオーレ |
店舗数 | 17店舗 (札幌、仙台、新宿、東京、千葉、名古屋、滋賀、京都四条烏丸、JR京都駅前、心斎橋、梅田桜橋、大阪駅前第3ビル、神戸、岡山、高松、福岡、大分) |
入会金+登録料(初期費用) | 33,000円(リミテッドプランの場合) |
月会費 | 8,800円 |
お見合い料 | 5,500円 |
成婚料 | 110,000円 |
会員数 | 8.4万人以上 「コネクトシップ+スクラム」 |
特徴 |
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※税込み価格で表記。料金が改訂される場合があるため、事前に必ず公式サイトにてご確認ください。
- SCRUM
- コネクトシップ
に加盟していて会員数は8.4万人以上(2023年9月時点)。
もともとは関西圏で根強い人気のあった結婚相談所ですが、ここ最近は店舗数を増やして東日本でも勢力を拡大してきています。
お見合いの申し込みも申し受けも無制限で積極的な活動ができ、カウンセラーのサポートには定評があります。
最低月1回以上は担当カウンセラーと定期コンタクトがあるのでお悩みも解決できて安心です。
4つのプランから初期費用をおさえたプランなど自分に合ったプランを選べます。
パートナーエージェント
名称 | パートナーエージェント |
店舗数 | 17店舗+オンライン9店舗 |
入会金+登録料(初期費用) | 66,000円~ |
月会費 | 14,300円~28,600円 |
お見合い料1回 | 0円 |
成婚料 | 55,000円 |
会員数 | 約9.4万人(コネクトシップ+SCRUM加盟)→紹介可能人数 約7.3万人 |
特徴 |
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※料金はコースにより異なるため目安とお考えください。また、料金が改訂される場合もあるので必ず事前に各公式サイトにてご確認ください。
パートナーエージェントは、コネクトシップとスクラムに加盟していていますが、紹介可能な人数は約7.3万人とIBJ連盟と比べるとやはり劣ってしまいます。
専任コンシェルジュがついて婚活プランニングを立てながら成婚までサポートしてくれますが、コネクトシップ自体の会員数がIBJ連盟に比べるとやや伸び悩んでいる感は感じられます。
ゼクシィ縁結びエージェント
名称 | ゼクシィ縁結びエージェント |
店舗数 | 26店舗 |
入会金 | 33,000円 ※スタンダードプランの場合 |
月会費 | 17,600円 |
お見合い料 | 0円 |
成婚料 | 0円 |
会員数 | 紹介可能人数 約32,400人 |
特徴 |
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※料金は改定される場合があるため、事前に必ず公式サイトにてお確かめください。
ゼクシィで有名な大手リクルートが運営する結婚相談所です。
都心部を中心に26店舗展開していますが、結婚式場などを選ぶゼクシィ相談カウンタ―やゼクシィ保険ショップと一緒に入っているという店舗も多くなっています。
そういう意味ではうまく既存の店舗を複数サービスで活用させているので、相談所だけに特化していないからこそ家賃をおさえることができて経営自体は身軽です。
ただ、今時大手では珍しくコネクトシップのみにしか加盟していないので、会員数自体がそこまで多くはありません。
ただ、リクルートというだけあってオリコン顧客満足度調査でも度々首位を獲得したことがあったりと、サポートには期待ができる結婚相談所です。
ムスベル
名称 | ムスベル |
店舗数 | 40店舗 |
入会金+初期費用 | 165,000円 ※カジュアルコースの場合 |
月会費 | 15,950円 |
お見合い料 | 11,000円/回 |
成婚料 | 330,000円 |
会員数 | BIU(日本ブライダル連盟)、IBJ(日本結婚相談所連盟)、JBU(全国結婚相談所連盟)、TMS(全国結婚相談事業者連盟)=215,529名 ※2023年9月時点の各社Webサイト掲載会員数 ※地域により一部利用できない連盟あり |
特徴 |
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※料金は改定される場合があるため、事前に必ず公式サイトにてお確かめください。
知名度自体はあまりないものの、店舗数は実に40店舗抱えているのがムスベルです。
ムスベルは、IBJ以外にも複数連盟に加盟していて総規模会員数がなんと21万人以上。※2023年9月時点の各社Webサイト掲載会員数
会員数だけでみれば圧倒的に多くなりますが、その分、料金面ではその分高くはなります。
できるだけ大きな分母で活動したい方や、婚活にサポートを必要としている方におすすめです。
大手結婚相談所のメリット・デメリットとは?
では、大手結婚相談所を選ぶメリットデメリットには何があるのでしょうか。
デメリット
- 大手結婚相談所の中には料金が高額になるところもある
- 会員数が多いので1人のカウンセラーが多くの会員を担当している場合が多い
メリット
- 過去の成婚者が多く蓄積されたノウハウをカウンセラーが持っている
- 店舗間でカウンセラー同士が協力して会員の情報を共有したり、紹介しあうこともできる
- 店舗でカウンセラーの顔を見て相談ができる
- 万が一カウンセラーと合わない場合でも違う人に担当変えをお願いできる
- 万が一のための、苦情を受け付ける窓口も別で設けられていることが多いので相談しやすい
- 大手という安心感のもとで活動ができる
といったメリット・デメリットがあります。
婚活をするのであれば、小規模な結婚相談所を選ぶよりも、大手結婚相談所を利用するメリットはデメリット以上には大きいのでおすすめです。
ただ、相談所ごとのサービスの違いやカウンセラーとの相性もあるため、事前に2つ3つ絞り込んでおきたいですね。
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